食の三種の神器

奈良の正倉院の薬物を研究され 椿博士の異名をもつ渡辺武先生が

ゴマ 蜂蜜 ハト麦(ヨクイニン)の三つを三種の神器と言われています。

蜂蜜には 皮膚や粘膜を組成する成分のうち水溶性の成分が完全に含まれています。

また ゴマには脂肪とタンパク質と脂溶性(油に溶ける性質)の成分が完全に含まれています。



宋代の本草書に静神丸(せいしんがん)として記されている

蜂蜜の水分を蒸発させてアメ状にし練りごまと混ぜて丸薬としたものがあります。

これが現在のゴマハニーです。練りごま6:蜂蜜4の割合で混ぜて作ります。

食べる量は大さじ一杯以上です。

ゴマは白ゴマよりは黒ゴマを選びましょう。

蜂蜜は産地のはっきりした良質のものを選びましょう。たとえばマヌカハニー

ハト麦は 発芽前の生命エネルギーに満ちたハト麦を製品化したものがあります。



それ以外の食で重視されていたものに梅干し 自然塩があります。

正倉院の薬物中にはプロポリスの本体である蜜蝋が残されていて

鑑真和上の伝えた薬物中には 蜂蜜 ゴマなども含まれていました。

ちなみに 渡辺武先生は私の大学の先輩であります。

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