昔の人が経験で発見した天然の抗ウイルス薬 板藍根(ばんらんこん)

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板藍根(ばんらんこん)の名前が日本で広く知られるようになったきっかけは、2003年のSARS騒動です。
SARSはSevere Acute Respiratory Syndrome(重症急性呼吸器症候群)の略で新種のコロナウイルスによる感染症で、2003年3月頃から中国広東省を起点とし、大流行の兆しを見せ始めました。
この時、風邪やインフルエンザの治療に中国で古くから利用されていた板藍根含有の製品が売り切れになるとか、値上がりするという社会現象が起こり、日本でもインフルエンザや風邪の治療における板藍根の薬効が注目され、板藍根を含む漢方薬やのど飴などの販売量が増えました。

最近では、新型インフルエンザの流行によって、板藍根の需要が増えているようです。
昔の人が経験で発見した天然の抗ウイルス薬ですが、実際、 基礎研究でも抗ウイルス作用は認められ、臨床研究でも、インフルエンザや風邪に対する治療効果が証明されています。
日本脳炎やウイルス性肝炎など他のウイルス性疾患の治療にも利用されています。

・板藍根(ばんらんこん) 基礎研究により、次のような働きがあることがわかっています。

  1. 抗菌作用     細菌感染を予防し、体内増殖を抑える。
  2. 抗ウイルス作用 ウイルス感染や体内での増殖を抑える。
  3. 消炎・解毒作用 熱を下げ、痛みや腫れなどの炎症を抑える。
  4. そのほか 抗菌・抗ウイルスの働きから、ウイルス性肝炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
    歯周病などに応用する研究がされています。

・ちなみに 板藍根(ばんらんこん)の藍(あい)の名前の由来この植物の葉から藍色(あいいろ)のインジゴがとれ、藍色染料として利用されることによる。

板藍根
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